2017年09月04日

ファンタスマゴニアへ行こう(たむらしげる氏作品)

涼しくなりましたね〜
電気炉をスタートして工房を閉じたら、さっさと部屋に引き上げて休憩する、という一連の流れが復活してきました。昼間はサンドブラスト&電気炉に入れるものの下準備です。
1日作業できる日は1週間に1日あるかないかですが、それでもペースがつかめてきた最近は、ようやく作業の効率も考えられるようになってきました。

さて、1日作業できる日は、夜は趣味の時間に費やせる日でもあります。
あんまり疲れた時は、本を読むのもつらいので、集めたDVDを眺めます。
先日は久々に「ファンタスマゴニア」のDVDシリーズを見ました。

絵本作家、映像作家のたむらしげる氏の不思議な小さな惑星、ファンタスマゴニア。
やさしい色彩に明快な画面。俯瞰で見下ろす惑星の風景には、何度も何度も見かける登場人物。
不思議に女性のお話しがないのですが、こつこつ働いている人たちを取り上げた不思議な星の「日常風景」です。
一番好きなのは「クジラの跳躍」のDVD
ゆっくりと時間が流れるガラスの海。
そこでガラスの波の下にいる魚をとって生活している登場人物が、ある日、ガラスの海にクジラがゆっくりと顔を出し、大きく跳躍しようとしているところを見つけます。
友人の画家が写生を始め、次第にあちらこちらから跳躍を見ようと人々も集まってきます。
クジラは徐々に大きな白い腹を集まる人々の上に見せ始め、眺める人々はその下でゆっくりと食事をしたり、写真を撮ったり。
ガラスの海には、「難破しかけている客船」もあって、登場人物は船乗りだった以前の自分に思いをはせます。曖昧に揺らぐ記憶のなかの風景と、ゆっくりと毎日毎日空を覆っていくクジラの風景と、以前っていつの時間軸なのか、何年と数えられるのか、そもそも同軸な時間線上にあるんだろうか、とぼんやり考えていると、クジラの跳躍が終わり、もとのガラスの海に戻っている。
本当に、何の引っかかりもなく、ただ不思議な絵を眺めているというアニメーション。
旅先の美術館で、ふと気が付くと一人で部屋にいて、絵を眺めていたという事があったのですが、その時の気持ちを思い出しました。
気持ちを切り替えて、頭をからっぽにして眠りたい時には、おすすめです。


「まどろみで見つけた小さな惑星 ファンタスマゴニア
これはその星で見つけた小さなお話しです。さようなら」
おやすみなさい。
【かわりもん屋日記の最新記事】
posted by かわりもん屋 at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | かわりもん屋日記
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