2017年09月11日

夏の終わりなので、キルンワークに精出してみました。

すずしくなってきましたね!
九州はずっと暑かったので、実感がなかったのですが、関東から北方面は冷夏だったそうですね。
今さらですが、世間からずれまくっているかわりもん屋です。

涼しくなってきたので、懸念だった電気炉のチェック中です。
午前中にガラス教室「ひとつぶの空」(www.hitotsubu-sora.com)で習ったノートやら、キルンワークの本やら、電気炉の取扱説明書を並べてプログラムを設定し、電気炉のコンピュータに入力。
午後からは入力したプログラムが実際に動くかどうかを、つきっきりで1日かけてチェックです。


陶芸体験でも、フュージング体験でも、電気炉を実際に操作するところまで教えてはくれません。
なぜなら、電気炉は大型小型、環境によっても設定が微妙に変わり、大変時間がかかるからです。
ガラスは急な熱変化に弱いので、耐熱ガラスといえども、冷えているグラスを急に熱い湯で洗うと、場合によっては割れます。
その時は割れなくても、時間を置いて、気が付くと割れている、ということもあります。
小さなガラスパーツひとつを丸く焼成するのでも、まず140℃まで2、3℃/分ぐらいで徐々に熱を上げながら149℃ぐらいまで上げて、さらにガラス素材に均一に熱が行き渡るようにそのままの温度で5分停止。さらに149℃から510℃までは7℃/分ぐらいで徐々に上げて・・・と、窯の中の様子を伺いながら温度設定と時間を測るので、とうてい1時間の体験では終わりません。

私の電気炉はそういう手順を記憶させて、季節による温度や湿度の事を考慮しながら使用すれば、ボタンひとつで勝手に動いてくれます。
そんな電気炉の何をチェックするかといえば、その環境を見るという話なのです。
先日暑くなる前にと作った器がうまくいかなかったので、もう少しプログラムをいじって、自分の部屋の環境でなら、ある程度どんな季節でも大丈夫なようにプログラミングできないかしら?

そういうわけで、電気炉をプログラミングした後、1日電気炉の前に拘束されてもいいように自身の都合をつけておいて、(家事とか食事とか全部済ませて!)さあ、プログラム実行!
パーツになりにくい琉球ガラスを集めて、今回は800℃まで比較的早く上げて燃焼するだけのプログラム。
ずっと窯のそばにいるわけではないのですが、1,2時間ごとにプログラムの切り替えがある為、タイマーを携帯にセットして、いつでも窯の前に座れるようにしています。
以前何度かチャレンジしたんですが、成功したのは数えるぐらいでして、待っている間に他の作業をしようとすると、忘れてしまってタイマーが鳴ったことにも気づかない事があるのです。
今回は電気炉にセットされているプログラムを変更しているので、絶対に見逃すわけにはいきません!
800℃まで上がった窯の前で、よし、とか呟いて仁王立ちしてると、さすがに暑い・・・っつ。
母屋にいた母から、工房にしている1階へつながる廊下で、
「(工房へのドアを)閉めて。開けないで。暑い空気くるから!」
と言われて追い払われてしまいました(笑)

とりあえずプログラムは順調にクリア。
出来上がりを明日の朝に確認したら、さらに調整です。
うまくいくようなら、プログラミングを呼び出せば、電気炉のそばに常時いなくても大丈夫になります。
何度か同じ作業を繰り返す場合は、とても効率良くなります。
まだまだ暑い(工房が)続きそうです。
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posted by かわりもん屋 at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | キルンワーク
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